おつかれ~
神がかっている方はもう一人いらしたのでしょうか...(^^;)
本日のエスペランスは曇天。
雨もちらついちゃっております。
草原の生物にとっては恵みの雨!と無理やり納得させてますが。
昨日のあのラッキーベイの美しさは何処へ!?
と言った感じの天候と海況でした。
しかし、天候はともかく、水中の透明度や濁りまでこんなに変わるかな???
というレベルの変わりっぷりでした...
さて、早速ですがタイトルの件。
実はこのラッキーベイにはディスクのサイズが2
mくらいのスムーススティングレイというアカエイ科のエイが数年前から見られております。
この写真の個体。
身体の傷から個体識別出来るのですが、いつも現れるのは同じ個体。
んで、餌付けとかを行っている訳ではありませんが、人懐っこいというか、特定の人物に異常な興味を示し寄って来ます。
「え!?」
「なんで?」
「急に暗く!?!?」
「うわあ〜!!」
と、そのアプローチがアグレッシブな時は撮影している上から覆い被さってくることも!?
そんな異常ななつき方から皆さまからは「ぢろーの彼女」と親しみを込めて?呼ばれていた訳ですが...
興味の対象が今期から明らかに変わったようです!
そして、そのターゲットが...
尾崎(^^;)
昨夜はナイトダイビング中にも付きまとわれ、写真を撮っている尾崎に馬乗りになって来るというアグレッシブな行動に出たようです♪
普段は好き勝手にやってる尾崎がなんか、ワタワタしながら寄って来て近くから離れなくなったのはこのせいだったのですね~(^^;)
あんなに猛烈にアタックをかけられていたのに、エイのメスも若い男の方が良いようです。
はい、正に世代交代。
エスペも節目だなあ...なんて思っておりましたが、まさか魚にまで引導を渡されてしまうなんて、そんな話しはともかく...。
天候悪くても、昨夜もガッツリ行ってまいりました♪
夜の海岸にたなびくA旗。
エントリーして突然出て来たのは。
トゥシーフラットヘッドの幼魚と思われる4cmくらいの個体。
砂地にポツポツ散見されました。
サイズもメチャクチャ小さい訳ではないので、今までもいたとは思うのですが、気が付きませんでした!
この頃は色彩もまだ白くないのですね~
そして砂地と海草の境をウロウロしていたのはポートジャクソンの幼魚!?
正に子ネコといった感じの愛くるしい個体だったので、愛でてあげました♪
深場の礫底ではゴウシュウミミイカダマシと思われるイカが散見されました!
小型の個体は結構観察されていたのですが、いわゆる成体も出て来ています♪
余り泳ぎの得意でないイカなようです。
名称不明のエビジャコも!意外と素早く動きます!!
何種類か生息しているようですが、同種なのか別種なのか今一つ判断がついておりません...
パラオにある南オーストラリアの甲殻類図鑑をチェックしたいところです。
本当に確認するのかは微妙ですが...?(^^;)
熱い抱擁を見せつけてくれるのはコブシガニの仲間!
が、しかし。
ライトを当てると、いやん!とばかりにすぐに離れてしまいました。
ここぞという時にお邪魔をしてしまったようです(^^;)
そして今夜はまたまたスペシャルネタが!!
初観察♪
透明感が怪しい感じを醸し出しいたのは恐らく生息環境から言ってサーペントイールの幼魚だと思われます。(の割には体長が短い?)
エスペの砂地は粒度が低く、非常に硬く締まります。
アナゴの仲間は砂地ではバックしながら砂地に潜っていくモノと思っておりましたが、硬くて潜れない。
しかし、このサーペントイールなかなかやります!
まずは頭で砂地を掘り、小さな穴を開けます。
写真はピンボケですが右側が頭で、正に穴を掘っているシーン。
その後身体を翻し、今開けた小穴に尾びれを突込み、あとはお決まりの姿勢で潜って行きます。
とはいえ、砂底が固くて潜って行くのに相当苦労している感じではありましたが...
へえ~!!
っと、その行動に見とれてすっかりガイドするのを忘れること30分弱!?(^^;)
そんな訳でラッキーベイの夜は更けていくのです...
いらした方には懐かしいサービスショット♪
そんじゃあ今夜もナイトでおつかれ~!(≧∀≦)